Streaming Architecture
大量のファイルも、順次解析
数十万、数百万単位のファイルがあるドライブでも、すべての情報を一度に抱え込まず、必要な分を順番に読み取りながら解析します。
大容量SSDや、小さなファイルを大量に保存していたPCでも、安定した解析を目指した設計です。
Recovery Works Technology
Rescue100
実際のデータ復旧業務のために開発した、自社製の解析ソフトウェアです。
HDD・SSD・USB・SDを読み取り専用で解析し、読める情報を探し続けます。元のディスクは書き換えません。
/ About
Rescue100は、Recovery Worksで使用する自社開発のデータ復旧・解析ソフトウェアです。削除ファイルを検索するだけのツールではありません。
Windowsで使われる NTFS に加え、USBメモリやSDカードで多い FAT32 / exFAT にも対応しています。ファイルシステムの種類は自動で判定し、管理情報が一部壊れていても、読める情報を切り分けながら解析を続けます。
一般向けソフトウェアとして販売・公開する予定はなく、Recovery Worksの復旧業務を支える技術として、実際の案件を想定しながら開発しています。
/ Approach
01
Read Only
復旧対象は原則Read Onlyで解析。元ディスクを書き換えて直す方式ではありません。
02
Damage Tolerant
一部が壊れていても、そこで解析全体を終了せず、読める情報から探索を継続します。
03
Streaming Analysis
大量のファイル情報を一度に抱え込まず、必要な情報を順番に読み取りながら解析します。
04
Evidence Based
復元結果だけでなく、何が読めて、何が読めなかったのか。その根拠も残します。
/ Filesystems
NTFS / FAT32 / exFAT。
Windows PC も、USB・SD も。
Rescue100は、接続された媒体の種類を自動で判定します。パソコンの内蔵ドライブだけでなく、外付けHDD、USBメモリ、SDカードの解析にも使います。
NTFS
パソコンのHDD・SSDで最も多い形式です。削除ファイルの探索や、管理情報が壊れた場合の解析に対応しています。
FAT32
USBメモリやSDカードで広く使われています。削除されたファイルや、認識できなくなった媒体の解析に対応しています。
exFAT
大容量のUSBメモリ、SDカード、外付けドライブで使われる形式です。認識できない、中身が見えないといった状態の解析に対応しています。
自動判定
媒体を開いたときに、ファイルシステムの種類を自動で見分けます。
USB・SD にも対応
パソコン内蔵のHDD・SSDだけでなく、持ち運び用の媒体も同じ考え方で解析します。
壊れても探索を続ける
管理情報が一部壊れていても、そこで諦めず、残っている情報から復旧を試みます。
/ Analysis Flow
媒体の状態が不安定な場合は、先に安全なコピーを取ってから解析します。Rescue100は元のディスクを直すのではなく、読めた情報を別の正常な保存先へ取り出します。
/ Capabilities
Filesystem Detection
Partition Analysis
NTFS Analysis
FAT32 / exFAT
Deleted File Recovery
Damaged Metadata Recovery
Recoverability Analysis
管理情報の状態や、データ領域の再利用状況を見て、復元の判断材料とします。
File Carving
Validation / Evidence
BitLocker
暗号化されている場合は、お客様から回復キーをご提供いただいたときに解析します。
/ Damage Tolerant
壊れているから止まるのではなく、
読める情報を探し続けるデータ復旧。
ディスクの一部に破損があっても、Rescue100はそこで解析全体を終了しません。読み取れない領域を切り分けながら、別のメタデータや残存情報を利用して解析を継続。救出できるファイルやデータを、可能な限り探し続けます。
壊れた管理情報を元ディスクへ書き戻す「修復」ではありません。迂回し、探索し、残っている情報を解析して救出します。
Recovery Philosophy
データ復旧では、すべてが正常に残っているとは限りません。Rescue100は破損した情報を推測で正常データとして扱うのではなく、読める情報と読めない情報を切り分けます。
一部が壊れていても、別の管理情報や残っているデータ領域から救出できる情報を探索。何が読めて、何が読めなかったのか。その根拠を残しながら復旧を進めます。
/ Scale
Streaming Architecture
数十万、数百万単位のファイルがあるドライブでも、すべての情報を一度に抱え込まず、必要な分を順番に読み取りながら解析します。
大容量SSDや、小さなファイルを大量に保存していたPCでも、安定した解析を目指した設計です。
Resume
解析の途中で作業を中断しても、同じ媒体であることを確認したうえで、途中から再開できます。大容量ストレージを扱う実務を前提にした設計です。
/ Recoverability
成功・失敗だけでなく、
なぜその結果なのかを残す。
Rescue100は、単に成功・失敗だけを表示するのではありません。管理情報の破損、読み取り不能、データの上書きなど、結果に影響した理由を切り分けます。
結果の見方(例)
管理情報
一部破損
データ領域
一部読み取り不能
ファイル構造
正常
判定
警告付きで復元
「なぜこの結果なのか」が分かるように、判断材料を記録します。必ず復元できることを示すものではありません。
/ Evidence & Report
復元したファイルは、対応形式について構造を確認します。解析結果を記録し、「何を、どのように復元したのか」を後から確認できるようにしています。
Validation
写真や文書など、対応形式について復元ファイルの構造を確認します。
Hash
復元結果を後から照合できるよう、指紋となる値を記録します。
Evidence
解析で得た判断材料を、案件として残します。
Report
お客様向けの結果報告と、技術的な記録を分けて残します。
/ Read Only
Rescue100の解析対象は原則読み取り専用です。元ディスクの管理情報を書き換えて「修復」する方式ではありません。復元データは、別の正常な保存先へ書き出します。
/ Scope
In Scope
Out of Scope
状態を見たうえで、自社で対応できるか、専門設備が必要かをお伝えします。
異音がする、認識が不安定、といった媒体は、無理に直接解析せず、安全なコピーを取ってから作業します。
/ Specification
| 名称 | Rescue100 v0.9 |
|---|---|
| 開発 | Tomoya Shirai (株式会社Upa) |
| 用途 | Recovery Works の業務用。一般販売・一般公開はありません |
| 対応ファイルシステム | NTFS / FAT32 / exFAT |
| 対象媒体 | HDD / SSD / USB / SD |
| 解析方法 | 読み取り専用。元のディスクは書き換えず、別の保存先へ復元します |
| 暗号化 | 形式によっては対応可能 |
| 検証 | 復元ファイルの構造確認、解析結果の記録、報告書 |
Positioning
Rescue100はRecovery Worksの復旧業務を支える社内専用の技術基盤として開発しています。一般販売・一般配布の予定はありません。
実際の復旧では、Rescue100だけでなく媒体の状態に応じたイメージングツールや専門設備を組み合わせて対応します。
削除してしまったファイル、認識しなくなったドライブ、壊れたファイルシステム。症状を確認したうえで、Rescue100による解析が適しているか判断します。
見積もり0円。対応できない重度障害は、その旨をお伝えし費用はいただきません。